再生可能エネルギー情報提供システムとは
再生可能エネルギー情報提供システム(以下、REPOSと称する)は、わが国の再生可能エネルギーの導入促進を支援することを目的として2020年に開設したポータルサイトであり、2025年3月にサイトをリニューアルしました。本サイトのサイトマップは、こちらからご確認いただけます。
再エネ導入ポテンシャルメニューとは
環境省では、各種再生可能エネルギーのポテンシャル情報を提供しています。再エネ導入ポテンシャルの定義は下図の通りです。なお、本サイトにおいて「再エネ導入ポテンシャル」とは、「推計値①」を表しています。
トップページの再エネ導入ポテンシャルメニュー、またはメガメニューのメインメニュー>再エネ導入ポテンシャルより、エネルギー種別の算出結果の地図画面及び推計値画面に直接リンクすることが可能です。

再生可能エネルギー説明図
地域脱炭素化支援ツールとは
2021年5月の地球温暖化対策推進法の改正を受けて、地域の再エネを活用した脱炭素化を促進する事業を推進するための計画・認定制度が創設され、自治体は地域の再エネを活用した脱炭素化を促進する事業(地域脱炭素化促進事業)に関わる促進区域や環境配慮、地域貢献に関する方針等を定めることが努力義務となりました。地域脱炭素化支援ツールでは自治体の脱炭素化や再エネ導入促進に関連した計画策定に資する情報提供や、促進区域の検討に役立つツールを提供しています。
具体的には、再エネ導入目標の設定と促進区域検討を連動して検討することができ、更に自治体と関連事業者で地域固有の情報を双方向で共有し、地図情報を重ね合わせながら促進区域を検討することができます。

地域脱炭素化支援ツール説明図
再エネ導入目標設定
自治体ごとに再エネ導入ポテンシャルや電力需要を参照しながら、再エネ導入目標を設定できます。その際、設備容量ベース(kW)または電力需要ベース(kWh)のいずれかの設定方法により、地域全体の導入目標値を設定したうえで、再エネ種別の目標値を設定することができます。さらに、下記で詳述する再エネ促進区域検討と連動して目標値と推計導入量の差分を確認することができます。
再エネ促進区域検討
地図上で再エネ導入ポテンシャルやゾーニング情報の地図を重ね合わせ、促進区域の検討ができます。再エネ促進区域検討のマップ上で任意に設定した促進区域に対して、どの程度導入を目指すか係数をかけて推計導入量を算出し、再エネ導入目標設定と連動する機能も備えています。加えて、地域固有情報の投稿でアップロードされた地図情報も重ね合わせながら促進区域を検討することができます。
地域固有情報の投稿
自治体や事業者が所有するGISデータをREPOSにアップロードし、自治体と関連事業者(当該自治体担当者が招待した事業者)との間で地域固有情報を共有でき、また、再エネ促進区域検討で表示することができます。なお、アップロードされた情報は、ログイン後に表示されるマイページにおいて、限定公開する公開範囲を選択することができます。公開範囲は、所属する自治体の担当者及び担当者が招待した関連事業者の中から選択することができます。また、本機能を利用するには、ユーザー登録が必要です。ユーザー登録機能は、自治体の担当者または関連事業者のみが利用可能です。
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